大分刑務所は町のど真ん中にある
窓からは外の風景が見られないように
薄い白色のプラ板見たいので封鎖されているからだ
外の風景を見るには運動に出るときにしか見られない
2階の渡り廊下で町の風景が見られ
近くにパチンコ店があるので
みんな「行きてぇ〜なぁ〜」と言っていた
大分刑務所は宮崎刑務所より 本当に良かった
まず布団が宮崎刑務所の2倍はあり 最初 見た時
羽毛布団?と思ったぐらいだ
お蔭様で夜は寒い思いをしないですんだ
あと先生達(看守)のイジメなどなく みんな優しかった
担当の先生は厳しいが愛のある厳しさがあった
関西出身の先生は運動中 いつも冗談を言って
笑わかしてくれていた
この前も書いたが飯がマジで旨かった
最初に刑務所に入ると1類 2類 3類など位があり
5類からスタートで3ヶ月 無事故無違反でいると3類に上がる
3類になると月に一度 お菓子とジュースを注文が出来るようになる
刑務所では甘さに飢えているので 非常にありがたかった
コアラのマーチを頼んだとき コアラのマーチって
こんなに旨かったか?とビックリしたもんだ
私は身元引き受け人がいたので その人と手紙のやり取りをするのが
楽しみだったが・・・
その人が「本の差し入れをするから どんな本がいい?」と
手紙を送って来てくれたので
「週刊誌と面白い小説をお願いします」と返信したが
次の手紙では「私も忙しいので わがままを言わないで下さい」など
意味不明の内容の手紙が届いたので
うん 出所したら こいつを殴ろうと決めていたが
出所した時に聞いたのですが そいつ覚醒剤を打ってて
私が刑務所に入っているときに捕まったと聞きました
だから意味不な手紙が届いたのね
そんな奴を身元引き受け人の担当にするなよ・・・と思った
刑務所での月日が経つのは本当に早い
あっという間に季節も梅雨に入った
雨の日は運動がないので 非常につまらなかった
そんな中 私がいる仕事部屋に新しい人が入って来た
年齢は40歳 罪名は窃盗 泥棒さんね
拘置所で安定剤とうつ病の薬を飲んだら記憶がなくなり
気がついたら刑務所にきていた と訳のわからん事を言っていた
仕事もやる気も出さず いつもボ〜ッとしてて
温和な私も我慢が出来ずに注意したもんだ
こいつの口癖は「いつ出所ですか?」と いつも聞いてきた
私は今年の9月ぐらいじゃないかな?と答えると
いいなぁ〜いいなぁ〜と子供みたいに言ってきて
それ以上に刑務所にいるわ!!と怒った事があった
そんな奴だから医務にきたわけね と実感していた
つづく



